カスタムメイド

L型ウォレットをバーガンディーのコードバンでというオーダーで製作したもの。

メインのお財布とは別で、お札、コイン、カードが少量入る物が欲しいという御希望でした。

同じ革を使用していますが前回のコードバンペンケースとは別の方からのオーダーです。この革、かなり評判が良いんですが次回入荷の確約が出来ないのが困った所なのです。本当は定番としてカタログに載せたいのですが…

WALDESのジッパーが少々ワイルドなので、コバ（革の断面）の色は赤＋茶で”落ち着きがあって且つ華やか”な感じに。

内部は通常の蛙製作所ウォレットと同じく、サドルレザーのコイン入とカード仕切りが一枚。 

コードバンの床面（革の裏面）とサドルレザー、色合いは似ていますが手触りはそれぞれ独特です。

コードバンのスベスベとサドルのモチモチ。楽しんで頂けたら嬉しいなぁ。

バーガンディーのコードバンを使用したペンケース。

ペンが2、3本入る位の薄型で、金具はゴールド、ステッチはブラウンというオーダーを頂いて作成した物。

マチを作らず、極力薄型に。
この落ち着いた深い赤が最大の魅力です。でも安定的に入手できないんですよね…この革。 

コードバン特有の滑らかな床面（革の裏側）。

手触り良しっ(^^)

ペットチョーカーの赤バージョンです。革はヌメを使用しています。
色とサイズ、飾りの種類も指定して頂いたオーダー品です。

写真を送って下さいました。

ありがとうございます (^o^)／

チロさん凛々しいっ！ 

永く使って頂けると嬉しいなぁ。

カスタムメイド番外編。
私が所属させてもらってるビッグバンド、SSB：SuperSwing in Blue Orchestraのプレート。

勝手に作ってメンバーに強制配布^^;してます。

銅板エッチングです。

ご存じの方はご存知でしょうが、エッチングってのは銅や真鍮といった金属板を塩化第二鉄で腐食させることで表面加工する手法であります。

wiki : エッチング

 大まかな手順としては

   1. デザイン原画（マスクパターン）を作って印刷

   2. 銅板にマスクパターンを熱転写

   3. 腐食加工

   4. 着色して仕上げ

てな具合です。

実際の製作工程を紹介させて頂きますと…

先ずはマスクパターンをPCで作成しLBP（レーザービームプリンタ）で印刷します。

インクジェットはNGです。LBPのトナー（カーボンの粉）ぢゃないと熱転写出来ません。 

転写するので鏡像にしておきます。

銅板を切り出して、サンドペーパーで水研ぎします。

水研ぎで金属表面の酸化皮膜を取っておかないと、この後の熱転写が出来ません。

コードバンと銅板エッチングのネームタグです。

ゴルフバッグに付けたいって事で依頼されたブツ。雨対策を考えて比較的水に強いコードバンで仕立てました。

（人工皮革に比べれば全然水には弱いのですが、ブライドルレザーやサドルよりはかなりマシ、って事で）

ネーム部分はエッチング＆色入れした後クリア塗装して錆びにくくしてあります。

その後、別の方からオーダー頂いた同型のネームタグ2本。どちらもゴルフバッグ用にというご希望で。

その後同じ仕様でさらに1本作らせて頂きました。

（納期に追われて写真撮り忘れた〜orz）

その方は鞄に付けたい、って事だったんですけど、空港の荒っぽい扱いに耐えてるかなぁ。

コードバンを2枚貼り合わせて銅板のプレートを表裏両面に取り付けてあるからそこそこの強度はあるんですが空港は（特に海外とか）激しいからちょっと心配。  もし曲がっちゃったらネーププレート付け直しますからね〜、◯◯さん。